Amazonは従来のAlexaを大幅に進化させた次世代のAIアシスタント「Alexa+」を発表しました。従来のAlexaとAlexa+の違いは何なのでしょうか?
1. より自然な会話が可能に
従来のAlexaは、明確な命令に対して応答するシステムでした。例えば、「リビングの電気をつけて」と指示すると、その通りに動作するものの、それ以上の対応はできませんでした。しかし、新しいAlexa+は生成AIを活用し、より人間らしい会話が可能になりました。例えば、ユーザーが「ちょっと暗いね…」と言った場合でも、「リビングの照明を少し明るくしますか?」と提案できるようになっています。半分まとまっていない話し方でも理解し、よりスムーズな対話ができるのが大きな違いです。
2. AIが「エージェント」として自主的に行動
Alexa+の最大の特徴の一つは、エージェント機能を備えていることです。これは、ユーザーが明示的に指示しなくても、Alexa+が自ら考え、作業を遂行してくれます。例えば、「オーブンが壊れたみたい」と話すだけで、Alexa+は自動的に修理業者を検索し、予約を取り、結果をユーザーに報告するといった流れを実行できます。従来のAlexaは「修理業者を探して」と指示する必要がありましたが、Alexa+は「指示がなくても必要な対応を考えて動く」という点が進化しています。
3. パーソナライズ機能
Alexa+は、ユーザーのライフスタイルを学習し、よりパーソナライズされた提案を行うことができます。例えば、これまでの購入履歴から「いつも使っている洗剤がそろそろなくなりそうですね。注文しますか?」と提案したり、「家族でピザを注文したい」と言うと、Alexa+は「あなたはマルゲリータが好きで、娘さんはベジタリアン、パートナーはグルテンフリーなので、それに適したメニューはこちらです」と最適な選択肢を提示します。
4. どこでも使える
従来のAlexaは家の中で利用するものが中心でしたが、Alexa+はより多くの場所で活用できます。
- iOS/Androidアプリが登場
- PCブラウザからアクセス可能
- 車内でも利用可能
価格と提供時期
利用料金は月額19.99ドルですが、Amazon Prime会員は無料で利用できます。アメリカでは3月から段階的にアクセス開始となりますが、日本での提供開始時期は未定です。
